ツッコミどころ満載~Acer ICONIA W500にWindows 10を入れてみた
タスク処理が生まれつき苦手な息子(当時5歳くらい)に、タッチ操作で脳機能トレーニングさせようと思い、専用ソフトとAcer ICONIA W500を購入した。
そのソフトはやらされていた感があったので、すぐに飽きてしまったが、Tux paintというソフトが気に入って、紙芝居を作るのに夢中になっていた時期があった。
息子が小学校に上がるときに、引っ越したあとは、授業が忙しく使わなくなったので、以下を参考にAndroidをインストールしていた。
Android on Acer Iconia W500P Tab – my tiny TechBlog
実際には、バッテリー管理が出来ずに直ぐに熱くなるので、しばらくしたら使わなくなっていたのだが・・・
今回は、これをWindows 10 Home x64対応してみようと思ったが、またしても、ライセンスキーの家探し(^^;)
しかし、これも1時間くらいして、SDカードスロットのトレイに表示されていることが判明・・・
ライセンスキーは拡大して写真に撮っておくと、セットアップで入力するときに便利です。
次に、起動用のSDカードの作成。
これは、Nintendo 3DS newのSDカードを16GBに差し替えたときに余った4GBのSDカードを流用した。
Full Flash Update (FFU) を使って Windows を展開する - Windows 10 hardware dev
を見て、Windows ADK for Windows 10をインストールしてICDでinstall.wimを読み込もうとしたが、install.esdしかない。
Build 10049のWindows 10 Technical Previewのインストールメディアを作成するinfra20th.wordpress.com
を見て、DISMでCドライブの作業フォルダにApply-imageしたが、TP版とかなり構成が違ったのと、面倒くさそうだったので、素直にインストールメディア作成ツールでSDカードにコピーした。
ちなみに、思いっきり脱線しますが、ハマったので大事なことを言います。
Apply-imageをした作業フォルダにはTrustedInstallerという特殊なアクセス権が設定されて、削除できなくなる。
通常は、wimとかvhdに展開しているので気にしていなかったが、システムディスクごとフォーマットするわけにもいかないので困った・・・
これは、所有者をAdministratorsに変更してから削除すると良いみたい。
更に、Administratorsがフルコントロールになっているが騙されてはいけない・・・
サブフォルダにはフルコントロールになっていないフォルダも大量にある。
これは、Administratorsを選択して、作業フォルダトップのアクセス権をサブフォルダに継承させる。
作業フォルダを削除するときにエクスプローラのコンテキストメニューで削除コマンドに盾のアイコンがついていなければOK。
「ちなみに、早とちりで、リストの一つ上にあるAdministratorに変更してしまうとフルコントロールがつかないので消せないから注意。」
さて、本題に戻る。SDカードを本体に挿入して電源を入れればセットアップが始まる。
始まらないときには、ボリュームアップボタンを押して、起動して、BIOSメニューで起動デバイスの優先度を変更する必要があるはず。
これには、USBキーボードか、HIDキーボードと認識されるUSBアダプタ付きワイヤレスキーボードが必要なので、この記事を読んで駆け込みでアップグレードする人は注意してください。
今回もクリーンインストール。
ライセンスキーの入力はパスしたが、関門が一つあった。
Androidをインストールして、フォーマットタイプを変更していたのがいけなかったようだ・・・
パーティションを削除してフォーマットしなおしたが、まだ怒られる。
しかし、再起動したら上手くいった。
USB大容量記憶装置が上手く認識できないのは相変わらずだが、G Sensorも認識(64 bit版のドライバは見つかっていない)されず、画面回転しないのが残念だったが、以前に比べてストレスなく、このまま廃棄されるはずだったタブレットが再生できたのは儲けものだった。
ちなみに、
こちらを参考に電源設定でプロセッサの最低パフォーマンスを調整した。
USB大容量記憶装置が上手く認識できないのは、SDカードで起動してセットアップしたためかもしれない。
外して、接続しなおすと認識していなかったので、ドライバの更新をして再起動しなおすと、認識するようになった。
なお、ACアダプタが接触不良を起こしていたので、以下を発注した。