悲報: markdown-preview-enhanced迷走中
markdown-preview-enhanced
今まで、atomのmarkdown-preview-enhancedを利用してきた。
悲劇はvscode対応から
vscodeをサポートする段階でTypescriptで書き換えたようだが、非互換性や未実装機能が散見され気になっていた。
評価に参加したatomユーザも少なかったのと、未実装機能はその内実装されると思っていたので様子見のユーザも多かったのかもしれない。
issueはそれほど挙がっていなかったのは決して問題がなかったわけではない。
突然のAtom版アップデート
Atom版で新しいブランチが立った時点で、
「vscodeのバグ出しもまだなのに・・・」
と思ったが、並行して評価も必要だろうと余りうるさいことは指摘しないでいた。
ただ、破壊的変更部分はちょっとDiscussionのissueを立てることはした方が良いような気がしたが、如何せん、時間が取れない。
そうこうしていたら、いきなりのリリース。
依存パッケージ不足だと動かない
依存パッケージのMUMEのエラーが出たら、初回起動時に、コマンドパレットで以下のコマンドを打ちこむと良い。
package depen
また、vscodeでも同じだが、
はインストールしてパスを通しておく。
もちろん、Pandocのインストールと、パス設定がまだなら設定も忘れずに。
Pandocとの互換性が怪しい
コードブロックの属性が、Pandoc Markdown形式 (class & attribute)から独自形式(key & value)に変わっているようだ。
実は、vscode対応の時に気になっていた。
markdown-preview-enhancedは、PlantUMLやGraphVizなどのGraph変換をした後に、ファイルフォーマットのコンバータであるPandocに処理させるケースが有用なため、Markdownの互換性がなくあると厳しいのではないか?という気がする。
取り敢えず、Graph、および、Graph + Save as Markdownはかなり怪しい。(実際、エラーが出ることがある)
このまま、独自路線を行くと、下手をすると、一気にユーザを失ってゴミ箱行きのプロジェクトになる可能性も捨てきれない。
旧バージョンで動かすには
古い文書は正しく処理できないケースがあるので、業務で使用しているなら、旧バージョンの利用を勧める。
手順は以下。
一旦、markdown-preview-enhancedをuninstallする。
あたりを取ってくるか、0.13.0のちょっと嫌なバグを修正した
を取ってきて、プロジェクトフォルダでコマンドプロンプトを開き、
apm link
を打ち込む。
気になる人は、バグつぶしに参加しましょう・・・